Windows10では従来のNetBIOS方式から、WSDでの探索を使うように変わったらしく、現行のSambaではネットワーク共有に表示されなくなってしまったようです。
対処方法は二択。
Windows10側でSMB1.0/CIFSファイル共有のサポートを導入する。
Samba側がWSDに対応する。
LinuxでのWDS対応方法があったので、今回の記事は導入してみたメモ書きです。
GitHub - christgau/wsdd: A Web Service Discovery host daemon.
A Web Service Discovery host daemon. Contribute to christgau/wsdd development by creating an account on GitHub.
基本的に上記に全て記載の通りにインストールします。
Debianベースを使っているので、Debian/Ubuntuでのインストール手順。
リポジトリあるようなのでapt登録します。
/etc/apt/sources.list.d/wsdd.list
deb https://pkg.ltec.ch/public/ bullseye main
使用環境に合わせてbullseyeとかbusterとか要変更
pgpキーを登録してインストール
sudo apt-key adv --fetch-keys https://pkg.ltec.ch/public/conf/ltec-ag.gpg.key
sudo apt update
sudo apt install wsdd
起動すればネットワークにすぐ表示されるようになります。
sudo systemctl start wsdd
# 自動起動登録
sudo systemctl enable wsdd
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