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HT813でアナログ回線をasteriskへ収容(失敗)

network

HT503が有名なようですが、HT813が最新なようで、こちらしか無かったのでAmazonでポチ。作業とテストの記録。

概要

Grandstreame HT8xxシリーズで数少ないFXO使える製品なのですが、WANもあるのにLANポートは100Mという悲しい仕様の製品。ルーターメインじゃないしね。とりあえず色々と挙動チェックしていった。

NVR500+HT813構成にasteriskで合法環境を目指すつもりでテスト。

基本はググると出てくるHT503と同じにトーンを変更程度で、殆どの設定はデフォルトのままでSIPアカウント登録だけで使えます。というわけであっさりとasterisk収容可能。PBXで使うのでFXSのSLIC SettingはNTT Japan PBX。

FXOでの問題

何故か着信が数コールで切れてしまうバグがあった。

正確には応答してよくわからないトーンが流れて即切り。

FXOでCaller ID Scheme:をNTT Japanにすると、着信がRingsの数で勝手に応答して切れてしまう模様。
安定した着信をさせるには、Bellcore/Telcordiaのまま使うしかない。
Amazonのレビューに書いてある通りの模様。
当然ナンバーディスプレイは使えない。
Caller ID Scheme:NTT Japanにすると番号拾えるけど切れてしまう。というかHT813が勝手に通話して転送音みたいなの出してぶち切り。

これ何どうするの。

FXS側は問題ないので、VoIPアダプタとしては使えるけど、FXOのJapan対応が駄目な状態。

仕方ないのでデフォルトにすれば、トーンと切断設定の変更のみで動作は可能。

Japanじゃないけど。

連続して着信テストしていたらFXOフリーズ。Hangupしてくれない
着信の早く取りすぎも良くないみたいで、安定させるにはウエイト入れたり調整は必要な模様。

バグ報告どうしよう。。。ダイワテクニカルに一応相談してみる?

FXS向けの設定

以下FXS日本向けの主な設定。

基本的にSIPはIP/ID/PASS設定のみで素直に使えます。

FXS Port
SLIC Setting: JAPAN PBX #asteriskはPBXでよし
Caller ID Scheme: NTT Japan

通話のトーン設定を日本仕様にする。

ADVANCED SETTINGS
System Ring Cadence: c=1000/2000;
Dial Tone: f1=400@-19,c=0/0;
Ringback Tone: f1=400@-19,f2=385@-20,c=1000/2000;
Busy Tone: f1=400@-19,c=500/500;
Reorder Tone: f1=400@-19,c=500/500;
Confirmation Tone: f1=600@-16,c=250/250;
Call Waiting Tone: f1=400@-13,c=500/8000;
Prompt Tone: f1=350@-13,f2=440@-13,c=0/0;

HT503での設定例やasteriskを参考にして調整してこんな感じ。合ってる保証はないけどだいたいそれっぽい挙動しているのでヨシ。

次のFirmware出るまでお蔵入り

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