夢だけはみれた(結論)
AVISynth+がLinux及びarm対応になったため、RaspberryPiでも利用ができるようになりました。
ただし、SIMDやSSE等最適化が全くされてない状態になるため、パフォーマンスは出ません。
そのためここに書いてあることは、利用できる様になったという事実だけの確認をした結果です。
AVISynth+のインストールを行う。
apt install -y build-essential git ninja-build
git clone https://github.com/AviSynth/AviSynthPlus
sudo -s
# root要求してくるので
mkdir -p AviSynthPlus/avisynth-build
cd AviSynthPlus/avisynth-build
cmake -DCMAKE_CXX_FLAGS=-latomic ../ -G Ninja
ninja
ninja install
ffmpeg 4.3から AVISynth+ が利用されるようになったらしいです。
現時点ではaptにはないため、拾ってきて最小限でビルドします。
FFMPEG_VERSION=4.3
mkdir /tmp/ffmpeg_sources && \
cd /tmp/ffmpeg_sources && \
wget -O - http://ffmpeg.org/releases/ffmpeg-${FFMPEG_VERSION}.tar.bz2 | \
tar -jxvf - -C /tmp/ffmpeg_sources && \
cd /tmp/ffmpeg_sources/ffmpeg-${FFMPEG_VERSION} && \
./configure \
--disable-static --enable-shared \
--enable-neon \
--prefix=/usr/local \
--extra-cflags="-I/opt/vc/include/IL" \
--disable-debug \
--disable-doc \
--disable-programs \
--enable-avisynth \
--enable-ffmpeg \
--enable-ffprobe \
--enable-gpl --enable-nonfree \
--disable-filter=resample \
--enable-encoder=h264_omx --enable-omx-rpi \
&& \
make -j4 && \
make install
ldconfig
そしてtest.avsを用意。
とりあえずテストの定番Colorbars(640,480).Trim(0,1800)とかでやってみた結果。
以下の通りで。(画像クリックで拡大)
VGAでこの速度
1280×720で6ps切れます。
リサイズ等フィルタ処理入れると1fps以下になります。
今後の最適化に期待ですかね。
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