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Raspbian bullseyeへの移行

RaspberryPi

最近apt更新をしたところoldstable等と表示が出たので確認をしたところ、新しいバージョンへ移行が可能になっていました。 次バージョンはbullseye。busterからbullseyeへ移行したのでその手順を書いておきます。

※注意

2021/08/31時点、公式アナウンス前なので無理に更新する必要はないと思います。単体で特にネットワーク繋いでないような場合も更新は必須ではないです。

作業する場合、最悪起動出来なくなる可能性があるのでまずバックアップしておきましょう。 microSDは長期稼働している場合、運が悪いと再起動のタイミングで逝くことがあります。(2敗済) 全体をtarで固めてUSBメモリに保管や、リモートに置いとくと安心です。

アップグレードの手順

まず既存環境の確認です。

$ uname -a
Linux rpi 5.10.17+ #1421 Thu May 27 13:58:02 BST 2021 armv6l GNU/Linux

$ lsb_release -a
No LSB modules are available.
Distributor ID: Raspbian
Description:    Raspbian GNU/Linux 10 (buster)
Release:        10
Codename:       buster

busterと表示されています。

参照先のaptをbusterからbullseyeに変更します。

$ sudo sed -i s/buster/bullseye/g /etc/apt/sources.list
$ sudo sed -i s/buster/bullseye/g /etc/apt/sources.list.d/*

あとは通常通りにまずアップデートを行います。

$ sudo apt update

oldstable警告も出ず素直に完了するはずです。

そして本番のアップグレード始めます。

$ sudo apt full-upgrade

途中で色々とサービスの再起動やconfigの置き換えについて質問が出るので、都度確認が必要です。

すべて完了したら再起動をします。

起動してきたらバージョンを確認してみます。

$ uname -a
Linux rpi 5.10.52-v7l+ #1441 SMP Tue Aug 3 18:11:56 BST 2021 armv7l GNU/Linux

$ lsb_release -a
No LSB modules are available.
Distributor ID: Raspbian
Description:   Raspbian GNU/Linux 11 (bullseye)
Release:       11
Codename:       bullseye

無事アップグレード完了しました。

完了後は各機能やサービスが正常に動いているか確認をしておきましょう。

最後に

不要な削除推奨になっているパッケージ郡の削除とアップデートし直しです。

sudo apt autoremove 
sudo apt update
sudo apt upgrade -y

以上で何も無ければ作業完了です。

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