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WXR-5950AX12でOpenWrt

network
https://amzn.to/4iU2prn

ひかりクロス用ルーター選定。2019年製Buffaloの10Gbps対応ルーター。WANとLANで1ポートずつ10Gに対応。SoCはIPQ8074Aで4コアにNSS用のNPUが2コア内蔵されているらしい。ずっと基幹にIPQ8064のWG2600HPとかR7800を使っていて、安定感からやっぱりこれと思って結局買った。WXRはアンテナ外せない。不便

まずそのまま使ってみる

電源を入れて起動完了まで約2分くらい?かなり起動が遅い機種です。この機種はひかりクロス環境だと特に設定は不要で、WANにONUを接続するのみで回線種別確認して、自動でインターネットに繋がります。この点は便利な時代になりましたね……ちなみにv6プラス環境です。

まずそのままスピードテスト

時間帯のせいで、IPv4のダウンロードがおかしいのは仕様です。

動作は14W前後で安定していて、全然電力は上がらない。付属ACアダプター定格12V4Aって何したら行くの?

OpenWrtを入れる

動作確認は完了したので、OpenWrtをいれます。入れ方はgitのcommitを参照して書き込み。ちなみにWXR-6000系も中身はほぼ同じらしくて、使えるらしい

いつも通りnssの対応版を用意する
公式ではパッチが足りないのでNSSが未使用のバージョンになっています。

フォークを利用する
https://github.com/qosmio/openwrt-ipq

ビルド必要、configはこんな感じに追加

CONFIG_TARGET_qualcommax=y
CONFIG_TARGET_qualcommax_ipq807x=y
CONFIG_TARGET_qualcommax_ipq807x_DEVICE_buffalo_wxr-5950ax12=y
CONFIG_ATH11K_NSS_SUPPORT=y
CONFIG_ATH11K_NSS_MESH_SUPPORT=y
CONFIG_PACKAGE_MAC80211_NSS_SUPPORT=y
CONFIG_PACKAGE_kmod-qca-nss-drv=y
CONFIG_PACKAGE_kmod-qca-nss-drv-bridge-mgr=y
CONFIG_PACKAGE_kmod-qca-nss-ecm=y
CONFIG_PACKAGE_kmod-nss-ifb=y
CONFIG_PACKAGE_kmod-qca-nss-drv-pppoe=y
CONFIG_PACKAGE_kmod-qca-nss-drv-tunipip6=y
CONFIG_PACKAGE_kmod-qca-mcs=y

ここビルド済みあるね https://github.com/AgustinLorenzo/openwrt

WiFiのパッチが違うっぽい?

動作確認

OpenWrtを入れたら起動はものすごく早くなりました。何でだろうね。

IPv6でのスピードテストはちゃんとNSSで7Gbps出ます。
PPPoEはNSSでハード処理してくれるみたいで速度出ますけど、トンネル系はNSS動いていないですね。
修正予定みたい? → 現状何も変わらない

電力は相変わらず14W前後から18Wくらい。CPUを使うと上がりますネ

おわり

今後でIPv6が主流になるのであれば、このままでもいいのかなという感じ。
mapやipip6でIPv4 over IPv6な事をすると、CPUを使う。ここだけが悩み。
PPPoEは全然CPU使わないので、PPPoE+IPv6環境には最適です。


次世代の機種はnssから別に移行らしいのです。様子見て次ですかね。たぶんIPQ9574。
現状で7Gbpsのパフォーマンスしっかり求めると、N100とかのミニPCのほうがいいみたいです。

あと、現行の10Gハイエンドは熱い。

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