OpenWrtを使用したds-lite

transix IPv4接続とかクロスパスと呼ばれる楽天ひかり等で使われているds-liteの設定メモです。

かなり新しいルーターでないと使えない機能なのですが、OpenWrtでは当然のように使えます。

以前InterlinkのZOOT NATIVEやexciteで動作確認していましたが、
最新だとLuci上でIPv6までほぼ全部設定出来ますね。

設定には一旦インターネット環境が必要です。

OpenWrtのインストール

出たばかりですがOpenWrt21.02をインストール。（インストール手順周りは機種いっぱいあるので割愛）
最低限インターネット利用できるように設置します。（一旦WANをつなげる等）

OpenWrtのSystemからSoftwareへ移動しUpdate listsでまずはパッケージリストの更新。

ds-liteパッケージ探してインストールする。

ついでにluci-i18n-base-jaを入れておくとリロードで画面が日本語になります。

インストール後は一旦再起動。

ネットワークのインターフェースに進みWANの設定を編集。
Dual-Stack Lite(RFC6333)に変更をしてプロトコルを切り替えAFTRを入力。
transix（gw.transix.jp）
クロスパス（dgw.xpass.jp）

ついでにDHCPサーバーの設定からIPv6も設定。

編集が終わったら右下の保存ボタン

次にLAN側も一応IPv6割り振られるように設定を編集。全部設定が終わったら保存&適用

WANのIPアドレスが正しく表示されたら完了です。

AFTRアドレスが名前ではうまく行かない場合があるので、WANがつながらない場合IP直打ちします。

transix（gw.transix.jp）地域によってどれか使用
東日本 2404:8e00::feed:100 2404:8e00::feed:101
西日本 2404:8e01::feed:100 2404:8e01::feed:101

クロスパス（dgw.xpass.jp）IP1個だけ？
2001:f60:0:200::1:1